秀
サギソウは日当たりのよい湿原に生え、夏に可憐な純白の花を咲かせます。
写真のように白鷺が空を羽ばたいているような花ですが、そういう白鷺を連想させるところから、この名が付いたそうです。
江戸時代から昭和の初め頃までは全国各地の湿原に自生していたらしいですが、現在では野生のものは見られなくなって絶滅危惧種にあげられています。
サギソウの観察と栽培
サギソウ『秀』は、サギソウ研究家で知られる故・木村なほ先生が命名された品種で、サギソウの中でも最も美しい花と称される個体です。
この『サギソウの観察と栽培』木村なほ著にはサギソウの栽培について事細かく掲載されている本です。(木村なほ先生直筆のサインです)
私が撮影したサギソウの開花の写真で動画を作成しました。
銘品・仮銘品
HP工事中により徐々に写真をアップ致します。(^_-)-☆
白覆輪
黄覆輪
紺覆輪・散斑縞
芳香品種
奇花
大飛翔
だいひしょう
飛翔の大型種(獅子咲き、3蝶咲き)
普通の飛翔に比べ2倍体の大きさです。
花もひと回り大きく3蝶咲き(獅子咲き)で、緑色の萼片が花弁化して白くなり、特に側顎片は発達して唇弁花しています。
しばしば上下逆に開花する。性質は強い品種。